オンラインカジノの仕組み

オンラインカジノは日本語でサービスが提供されていることが多く、一見すると日本国内の企業がサービスを行っていると考えがちです。
実際には海外に拠点を置く海外の企業が、インターネット経由で日本のみならず、世界中にサービスを提供しているのが正解となります。
日本はギャンブルが認められていない国ですから、日本国内に拠点を置いて日本人向けにサービスを提供すれば簡単に摘発されてしまうでしょう。
つまり、ギャンブルとしてのカジノサービスを提供する企業は、日本国内には拠点を置いていないわけです。

日本人を意識した運営が行われている

海外企業が運営しているのに日本語が自然でサポートも手厚いのは、それだけ日本人を意識した運営が行われているからに他ならないです。
日本語についてはネイティブの日本語が扱える日本人を雇用すれば済む話ですし、サポートについても評価が厳しい日本人基準のサポート体制を確立することで解決します。
このように、日本語に対応するオンラインカジノはサポートにコストを掛けることで、何かと評価が厳しい日本人も納得できるサービスを実現しています。

プレイできるゲームは違った会社が制作している

サービスを提供しているのはオンラインカジノの運営会社ですが、プレイできるゲームはまた違った会社が制作しているのが普通です。
理由は、1社でゲームの制作からサービスの提供まで行う仕組みだと、不正が発生しやすく公平性が保たれない恐れが出てくるからです。
ゲームを開発、制作しているのはゲームプロバイダと呼ばれる会社で、カジノサービスを提供する企業とは直接的な資本関係を持たないのが基本となります。
またゲームプロバイダは第三者機関の監査を受けているところが多いですから、プログラムに不正なコードが紛れ込む心配もないです。
誰かが意図的に不正なコードを仕込めるような状況だと、特定のプレイヤーに有利な状況を作ることができてしまいます。

ゲームプロバイダは第三者機関の監査を受け入れる

それはオンラインカジノにライセンスを与える政府のメンツにも関わりますから、ゲームプロバイダは第三者機関の監査を受け入れ、不正がないことを証明しているわけです。
ゲームに使用する資金についても、オンラインカジノが直接お金を預かることはなく、また他の会社が資金を預かり管理しています。
巨額の資金が動くこともあるカジノは、マネーロンダリングなどの問題が発生しやすいので、資金の流れにも当然ながら透明性が求められます。
その為、資金の管理もサービスを提供する企業とは分離することで、プレイヤーや政府の信頼を獲得しています。

正規のライセンスが認められているオンラインカジノは安心

ライセンスは、ギャンブルが認められている国の政府が発行するものですが、発行の際には審査が行われます。
審査はこういった公平なサービスの提供に必要な要件を満たしているかに加えて、運営会社の経営に問題がないかも含まれます。
経営が不安定な企業は論外ですが、経営に疑念を抱かせる不透明なところが僅かにあるだけでも、審査を通ることはできないです。
正規のライセンスが認められているオンラインカジノは、そうしたハードルを乗り越えて運営に至っているので、信頼に足りますし安心してプレイすることができます。
勿論、信頼するかどうかプレイをするか否かの判断はその人自身に委ねられますし、プレイの結果についても自己責任となります。

まとめ

このようにライセンス制度や役割で企業を分ける仕組みが構築されているので、少なくとも不正が挟む余地はまずないことが分かります。
政府も関与するような場合は別ですが、そんなことが起こればカジノ業界全体に関わる大問題ですから、発覚すれば既にニュースになっているでしょう。
今のところそういったニュースが報道されたことはないので、政府が関わる不正は起こっていませんし、政府が第三者の立場を貫き続ける以上はカジノに関わる各企業も不正はできないです。